美しく勇ましい心を抱き締めて

7ORDERを愛するただのヲタクの独り言にしては長すぎるブログ

WE ARE ONE @武道館を振り返る(前半)

7ORDER LIVE TOUR 2021 "WE ARE ONE" in日本武道館の感想を、私の鳩並みの記憶力で書いていきます。演出よりも、感じたことの記述の方が多いです。

 

暗転し青いライトが客席を走るとこから、血が騒いだ。どこか怪しげなそのライティングにこれから観る未知の世界へ誘われるような感覚だった。

どデカいモニターに凝りに凝りまくったであろう映像が流れ、後に多くのファンが「ヒプステみある」と言っていた映像。「分かる、私も思った」 。広い荒野を7ORDERのロゴが刻まれた錆びれた車が向かってくる。その姿は確かに強く真っ直ぐに向かってくる。いろいろなことを乗り越えてきたことがその姿で分かるぐらい、新品みたいにキレイではない姿だったけど、強くて泥臭くて美しい姿。まるで、7人のようだった。

 

ツアータイトル「WE ARE ONE」の文字が刻まれ、客席が一斉に立ち上がる。「あぁ、はじまる…何年ぶりだろうか…この感覚は…」と、少し泣きそうになりながら足に力を入れた。

 

LIFE

暗闇から7人の影がステージに現れ、2019年の夏、初めての7人でのステージで初めに歌った音楽が流れ何かに囚われたような演出の中、始まりの歌を、初めてのライブ、初めての日本武道館で、彼らは歌い始めた。あの頃の音とは比べ物にならないくらい、重く強い音が心臓に響く感覚で一瞬で7人の音に包まれる幸福感で満たされた。1番AメロBメロずっと暗闇の中歌う姿がめちゃくちゃかっこよかった。(私の曖昧な記憶なんですけど、1日目は最初からカメラに抜かれてた気がするけど、2日目からカメラにも抜かれず光も当たらずだったんですよね…1日目からそうでしたっけ?)光の当たらない世界でも自由を歌い続けた彼らを見ているようでめちゃくちゃかっこよかった。2番サビから囚われた場所から飛び出しステージに並ぶ姿が強かった。7人の歌の強さに新鮮にビックリした。きっと、みんなたくさん鍛えたんだろうなって分かる、成長した歌声だった。

 

タイムトラベラー

鐘の音と秒針の音が鳴り、一斉に楽器隊の音が鳴り響く。美勇人くんのベースのスライド(という奏法なんですかね?)の音が、時を行ったり来たりしているような、タイムトラベルしてるような感覚になる。毎回、このベースの音に合わせて身体を揺らしてしまう。割とアップテンポなこの曲、舞台7ORDERで聴いた時は、ボーカルと楽器隊どちらかが若干走ってしまうような感覚があったけど、武道館で聴いたタイムトラベラーは7人の音が綺麗に合わさってた。共にタイムトラベルしてた(?)。ドラム後ろにあるスクリーンにデジタル表記の年月日が高速で時を行ったり来たりして、やがて2000年あたりから徐々にカウントアップするようになって、2014.2015.2016ってだんだんゆっくり時を刻み出す。そして、2021.1.13という彼らの新しい記念日で止まる。確かに、彼らはその日、そこに立っている。色んなことがあって今そこに立っている。「もう一度会いたいんだ君に」、そう言って刻まれたその日にちをこれからも大切にしたいし、これから増えていく特別な日も大切にしたいと思った。

 

BOW!!

これはスティックバルーンレクチャーから

最年少長妻怜央の綺麗なピアノの音が…ほんとに綺麗でまじで泣きそうになった…。その余裕そうに弾く姿に、彼の努力が詰まっていたよ…ほんとに。こりゃ、長妻担泣くよなぁって思いながら胸を熱くさせた美勇人担です。スティックバルーン高確率で萎んじゃう安井くんが可愛かった。この曲はほんとに何も考えずにめちゃくちゃ笑顔になるし、めちゃくちゃ楽しくなる。心が踊る音だなぁと思う。タイムトラベラーからのBOW!!って、美勇人担からすると最高のセトリなんですけど、同担さんどうですか?2曲とも、めちゃくちゃベースの音が良いんですよね…。ベースの高音が好きだからBOW!!のベース好きです。さなぴーは「この曲を作った時まさか7人で歌えるなんて思ってなかった」って言ってたけど、作る過程でこの曲のベースを弾く美勇人くんを絶対1回はイメージしたでしょ?とんでもないさなみゅでは?って、勝手に沸くヲタクです。美勇人くんは美勇人くんでBOW!!が大好きだし、わかる、私も大好き。嫌なこと全部忘れられる。底抜けに明るい、この曲が私も大好き。この曲は私の中の「さなみゅソング」

 

ロダンスパート

音も良いし、めちゃくちゃアガった演出だった。映像とダンスがリンクする演出にハズレはないが、パフォーマーの技あってこそだと思うから、それぞれが自分の表現の仕方がある7ORDERさんにはとてもピッタリの演出だった。美勇人くんのダンスがやっぱり世界一だなって思った。ずっとこの人のダンスを追いかけてたし、画面にうつるたくさんの男の子達の中から探し出してたそのシルエットは変わらず進化し続ける彼にしか踊れないダンスがやっぱり大好き。個人的に、翼が生えるモロがカッコよすぎてめちゃくちゃ鳥肌たった。あの演出ずるい。カッコよすぎる。というか、このライブめちゃくちゃ諸星翔希の器用裕福が溢れてて最高でした。

 

Perfect

美勇人くんソロパートから7人が集まって、「7」を背負う演出は最高すぎて全私が泣いた。常に最高を求め、「今」の最高を叩き出す彼らにとって、7ORDER自体、自分たち自身が「未完成のPerfect」であるんだろう。イントロのパフォーマンスがUNORDERのパフォーマンスより何倍もカッコよくなっていた。あの時のPerfectも最高だったのに、今の7人が魅せるPerfectは完成形のPerfectと思えるほどだった。だけど、これからもこのPerfectは進化し続けるんだろう。未来の彼らが魅せるその時の「今」が楽しみになった。ずっと最高を求める未完成なPerfectをこれからも愛したい。横一列の強さは相変わらずだったな…。あのサビのステップ嫌いなヲタクいない。あと、わたし2番からの振り付けがめちゃくちゃ好きです。そして、ほんとに踊りながらの生歌がブレなくなった…全員。びっくりした…。この後もっとビックリするんだけどね……。

 

Sabãoflower 

Perfect終わりから7色のライトが客席を走って始まるシャボン最高だった…。怜央の挨拶も可愛かったよ…。最年少を愛おしそうに見つめて笑い合う兄ちゃん達も…。これがこの人達の暖かさだなぁって沁みた、とても。「ナガツがいるから成り立ってるとこある」って兄ちゃん達が口を揃えて言うのも、ファンが「この子の笑顔を守りたい」って思うのも、彼の真っ直ぐな人間性がみんな愛おしいんだよなぁ。1.13昼公演の時にモロが挨拶で話してくれた、怜央が始まる前に「1人じゃなくて良かった」って言ったエピソードを聴いた時に、これからも彼には兄ちゃん達に囲まれて笑顔でいて欲しいって思ったから、夜公演以降のシャボンの怜央を見る度に胸が熱くなった。そう言えば、この曲はさなぴーが怜央を想って書いた曲だったな…ほんとに彼にピッタリの素敵な曲。この曲のパフォーマンスがとてもブラッシュアップされてたのも印象的だった。AメロBメロも、安井くんソロのとこのウェーブも、モロのLaLaLaのとこの振り付けも、めちゃくちゃ綺麗になってた…。磨いてきたな…って思った1曲だった。個人的にはシャボン玉飛ばしてくれたの嬉しかった…。綺麗だったよシャボン玉。どこまでも綺麗な無邪気さが似合う7人。

 

Rest of my life

シャボンの最後の方に早めに捌ける美勇人くん見て、あぁ、来るな…って覚悟してました。どこか儚げな雰囲気で椅子を持って現れる美勇人くん美しかった…。静かにステージの真ん中に椅子を置いて腰掛けて歌い出す森田美勇人の歌声に武道館が惚れたな…。あれは確実に全員堕とした。6人が集まってきて、踊るんだけどめちゃくちゃ綺麗…。バチバチのダンスナンバーもめちゃくちゃいいけど、7ORDERさんはこうゆう曲できるの強いと思った。美しかった、ほんとに。椅子が床を擦る音、靴が床を滑る音、息遣い、前曲から漂うシャボン玉、照明、今にも消え入りそうな程に儚くて美しい曲だった。2番の振り付けで美勇人くんからカウントずらすとこがあるんだけど、初見あそこで鳥肌立った。あと、間奏の美勇人くんが椅子に立ってアイソレで魅せるとこも好きだった〜、その後フワッて椅子から落ちるとことか、もう…天使かと思った。これもUNORDERからだいぶブラッシュアップされてたなぁ…。ほんと、美しかった………

 

GIRL

さなぴーの「おだちゃんがいなくなっちゃったんだ!」から始まる。前曲とのテンションの差に風邪引くかと思ったぐらい可愛すぎてな。GIRLの世界でわちゃわちゃただ楽しそうにその世界を冒険する7人の笑顔が眩しかった…。間に挟んでくるダンスがキラキラアイドルすぎてさらに眩しくて目潰れる勢いだった。サビの手振りもっと完璧覚えて次のライブは挑みたい。安井くんの落ちサビで倒れ込むおだちゃんに7人がパワーを送るんだけど、全員ふざけ倒しとって、声出さずに笑うなんて無理があったけど頑張りました。あの時の美勇人くんまじで陽気すぎて可愛い面白かった…。1周年でくれたこの1曲、すごく楽しくて笑顔になる演出にしてくれたの、「やっぱり大好き」って好きが増した。