美しく勇ましい心を抱き締めて

7ORDERを愛するただのヲタクの独り言にしては長すぎるブログ

3年を愛でて、これからに挑む7人へ

2022.5.21-22

7ORDER project始動から3年が経ったその日

私は7ORDERの誕生日をお祝いするべく幕張メッセに人生で、初めて、足を運んだ。

この3年間、本当にあっという間で、夢だったんじゃないかと思うほど、3年とは思えない濃度の日々だった。まさか、3周年をこの会場で一緒にお祝い出来るなんて、3年前の私に伝えたらどんな反応をするだろうか。「いやいや!」って笑うだろうか、静かに泣くだろうか、たぶんどっちもだと思う。

本当に、よくぞここまで走ってくれたな…と、心からの感謝が込み上げる。

「3年生き残った」と言った安井くん、その言葉を受けて、「普通死ぬから」と言ったモロ。笑ってその言葉を発する彼らに、この3年間、いや、遡れば6年間か…何があったのかなんて知る術も無い。けれど、その姿をみて、きっとただ走り続けるだけでは辿り着けなかった3周年なのだということをほんの少しだけど分かった気がした。

正直、私は1つのグループが迎える3周年がこんなにも重くこんなにも奇跡の瞬間なのだということを7ORDERに出会うまでちゃんとは理解していなかったと思う。7人が駆け抜けたこの3年、遠目から見れば、「順調」に見えるのかもしれないが、「順調」に見えるその姿は、「3年生き残るということの難しさ」と、「どこかで死ぬこともある」ということを知っているからこそ、決して慢心せず、感謝を忘れず、妥協を許さず、努力を忘れず、拘り抜いて走ることが出来た7人の「煌めき」なんだろうと思った。

そして、その煌めきはたくさんの人を巻き込んで大きな大きな愛になっていく。

3年前の小さな場所から届けられた生配信。そこで解禁された初めての映像は自分たちと数人の協力してくれる人達だけで作り上げられたものだった。絶対忘れちゃいけないスタートの日から3年…。幕張メッセに着けば、雨の中、会場外の特設テントの周りにはカッパを着たスタッフさん達の姿、グッズ受け取り場には丁寧に対応してくれるスタッフさん達、ガチャガチャをするファンをみて時に笑みを浮かべるスタッフさん達、会場に入れば一人一人の体温を測ってくれるスタッフさん、チケットをもぎってくれるスタッフさんがいて、フライヤーを渡してくれるスタッフさん、席案内をしてくれるスタッフさん、本当に数え切れないほどのスタッフさんがその感謝祭を支えて下さっていた。そして、カメラマン、音響、証明、衣装さん、メイクさん、実行委員の人達、天の声さん、そして、演出担当してくれた侑くんたち…。本当にたくさんの人達が7ORDERに関わってくれていた。7ORDERの3周年を盛り上げるべく尽力してくれる人達の多さに、感謝しか湧いてこなかった。今回、和太鼓の「無限」の方達との共演をみて、7ORDERとしての7人とステージ上で一緒に表現してくれる人たちが出来たことが嬉しかった。感謝しか無かった。

私があの会場でみた数え切れない程の大きな愛は、彼ら7人が確かに駆け抜けた3年が生んだものだと強く感じた。

 

じゃあ、どんな3年間だったか。

彼らの音を聴けばこの3年間を彼らがどれだけ大切に生きてきたのかを感じることが出来た。

この燦参七拍子が始まる前のYouTubeでさなぴーが言っていた。「歌う曲でシーン思い出す」と。私なりにその意味を考えてみた。

 

7ORDERが歩みとともに進化させてきた「LIFE」

私にとってLIFEは、7ORDERがこちら側に向けて「今の7ORDERはこれだ」と音として提示してくれる曲だと思っている。一緒に成長してきた曲、一緒に歩んできた曲、初めて7人でファンの前に立った日初めて7人で歌った曲。そんな1曲の中に、「INTRO-ONE-」がねじ込まれていた。3年前のあの日、初めての7ORDERの楽曲としてファンが耳にしたその曲を、共に成長してきたLIFEの中で奏でていた。そこで3年の速さ感じた。感動した。一緒にこの曲たちとスタートした2019年に想いを馳せた。

 

自分たちがCDを出すことの意味に向き合ってくれた「Sabãoflower」

新たな1歩を踏み出せたこの曲があんなに姿を変えて輝くなんて思いもしなかったな。この曲も初めて7人で立った舞台で初めて披露された曲。眩しいほどの白衣装を身に纏い、シャボン玉が降り注ぐ中、キラキラに踊っていた光景はまだ色褪せていない。初めて7人の手でファンに届けてくれたCD。たくさんたくさん考えて届けてくれたこの1曲。そんな曲が、3年の時を経て彼ら自身が奏でる音となり進化していた。この3年、彼らがとことん音楽に向き合ってきたのは、こちらに見せてくれた部分だけでも十分すぎるくらい伝わっていた。そんな彼らだからこそ出来たSabãoflowerだった。そして、会場に降り注ぐたくさんのシャボン玉。あの日を思い出すその景色の中で、まるで虹色の光が刺すみたいな音を奏でる7人に、目いっぱいの感謝が届くように両手を掲げた。この一曲で、7人がただ走るだけじゃない、意味のある歩みを3年間進めてきたことを感じて目頭が熱くなった。映像が映ったわけでもないのに、3年間でみせてくれた7人の笑顔たちがたくさん頭の中を駆け巡った。

 

いつでもひとつにしてくれる「雨が始まりの合図」

やっぱり1つになれる曲。「笑って戦に勝ちたい」と優しい顔して言う安井くんがニコニコ笑って歌う曲。ひとりじゃない7人が私たちファンと手を取り合ってくれるような曲。こんなご時世じゃなかったら、きっとファンが声を出すところ。全部、客席がライティングされていた。「ここは君のパート」と言わんばかりに。そして、客席に手を伸ばすボーカル隊。一緒なんだなって思わせてくれた曲。ひとつなんだなって思えた曲。「笑って戦に勝とう」心から思った瞬間。

 

本当にこの3年間の軌跡を彼らの音に乗せてくれた感謝祭だった。もっともっと彼らの音楽が大好きになった記念日だった。

 

「なめんなよ」とポロっと出ちゃうほど、きっと悔しい想いも沢山してきた彼らはいつだって笑顔だった。「Happyをみんなで作りあげていく」を掲げた3年前から変わらずいつも笑顔で優しくこちらに手を差し伸べてくれた。正直、あまりのスピードに振り落とされそうになった時もあった。でも、いつも楽しそうな7ORDERの味方でいたいと思ったから、ずっと彼らを肯定し続けたいと思わせてくれたから、この3周年を祝うことが出来た。本当に嬉しいんだ。3周年を祝えたことが。

そして、もっと嬉しかった、「戦に出たい」と言ってくれたこと、それを7人各々が抱いていることが。

戦に出るなら、一緒になって戦に出よう。何があったって、私は7ORDERを肯定し続ける。7人が頑張りたいなら、「頑張れ」って言うよ。わたしもできる限りにはなるけど頑張るから。時にはファンの手が届かないところにも行くんだろう。「いってらっしゃい」と「おかえり」ならまかせてよ。

だから、どんなところに行こうが、どうか7ORDERを曲げず歪めず歩いて欲しい。

7ORDERには7ORDERにしか描けない虹がある。

それができるだけ永遠に消えてしまわないように、もっともっと輝きが増すように、そして、笑って戦に勝てるように、ずっとずっと味方でいます。

 

そして、やっぱり、この道を歩んでくれてありがとう。また歩もうと思ってくれてありがとう。聞き飽きないで聞いて欲しい。本当に感謝しているから。私みたいな世界の隅っこが応援できる場所にいてくれてありがとう。これから何十年だって伝え続けるよ。「ありがとう」

 

7ORDERのファンで、私は幸せ者なんだよ。